為替ロボット 研究所

2005年05月22日

為替ロボットとは?

株や為替の取引をするとき、売りや買いのタイミングをどのように決めているでしょうか?
『業績や景気を調べて、チャートを見て線を引っ張ってみて、なんとなく上がりそうだなあと思ったら、買う』
投資を始めたばかりの頃はこんなふうになりがちですが、これでは相当センスのある人でないと続けられないと思います。

それに対し、最近本やセミナーなどでブレイクしつつある「システムトレーディング」や「システム売買」と呼ばれる手法があります。
これは、最終的には個人のセンスや勘が頼りという従来の売買方法とは違い、
「移動平均」や「RSI」、「ボリンジャーバンド」、「MACD」など様々なテクニカル分析を駆使して、
『MACDの値がこうなったら買い』とか『移動平均から○%離れたら売り』といった売買ルールを先にしっかりと決めておき、そのルールに忠実に売買を行なう方法です。
先にルールさえ決めてしまえば、取引のたびに売ろうか買おうかいちいち悩む必要が無くなるので、精神的にかなり楽になります。気分により判断がブレるということがないので、安定した結果を目指すにはもってこいです。

しかし実際の発注を人間が手入力していたのでは、まだまだ楽とはいえません。仕事や旅行中、睡眠中などは取引ができませんし、いつ出るか分からないシグナルを、じっとモニターの前で待つのも辛いです。いざシグナルが出ても、ついつい感情が入って従えなかったり手を加えてしまうこともあるでしょう。
それではせっかくのシステムトレーディングが効果半減です。

そこで登場したのが、売りや買いの注文を出すことまでも完全に自動化する、自動売買システム。
ここではその自動売買システムのことを勝手に「為替ロボット」と呼ぶことにしました。

発注まで全て自動化するので、パソコンを立ち上げておきさえすればあとは手間なし。
予め決めたルールに従って、自動的に売り買いしてくれます。

優秀な知能をもったロボットがいてくれたら、働くのはロボットに任せて自分は遊んで暮らせるのになあ・・なんて思ったことはありませんか?
為替ロボットは一度動き出せば24時間、パソコン上で動き続ける、あなた専用の取引ロボットです。


為替ロボットを作るのは意外と簡単!
基本的な部分はすでに出来上がったソフトがあるので、あとはあなたがいいと思う売買ルールを組み込んでみて下さい。
出来上がったら、過去の為替データを使って、どのくらい儲かりそうかをテストしてみることもできます。

しかも全てフリーソフトで作れるので、余計な費用が掛かりません!


売買ルールを組み込むには、Javaに似たプログラミング言語を使います。
プログラミングと聞くと、全く経験がない方はゾッとするかもしれません。
しかし、落ち着いてよく見るとそんなに難しいことをしているわけではありません。
要は、どうなったら売るか・買うかということを指定しているだけです。
文系出身の方でも大丈夫!中学生でも大丈夫!一度やり始めると夢中になりますよ。

それでも絶対プログラミングなんて無理無理!という方は、とりあえず出来上がっているもので試してみることができます。フォーラムでプログラミングの依頼をするのもOKです。



投稿者 kawarobo : 22:31 | コメント (2) | トラックバック

為替ロボットの特徴

為替ロボットの特徴や使いみちを挙げてみます。

・売買パターンの構築のみに専念できる
海外製のフリーソフトを使うので、自分で一から組み上げるよりはるかに簡単に為替ロボットを作ることが出来ます。どのような条件、タイミングで売買するかを簡単な言語でプログラミングするだけでよいので、オーダーの執行操作やインターフェースの作成など、余計なことに煩わされることなく、いかに優秀な売買パターンを構築するかだけに専念することが出来ます。

・バーチャルトレードで賞金を狙う!
なかなかいいロボットが出来たけど、本当の口座でやるのはちょっと恐い。。という時は、各ブローカーが主催する賞品つきバーチャルトレードに参戦するという楽しみ方もあります。24時間完全自動の手間いらずで海外旅行や車を狙える!?

・ロボットの売買シグナルをリアルタイムで共有できる
シグナル発生時にメールを送ったり、受信したメールに応じてオーダーを出したりすることができます。送信先をメーリングリストなどにすれば、為替ロボットの出すシグナルを多人数で共有することもできます。


投稿者 kawarobo : 22:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月24日

為替ロボットの構成

為替ロボットは以下の2つから構成されます。
①為替相場のデータを取得してシグナルを発生・メール送信するソフト
②メールによるシグナルを受信して売買を実行するソフト

①の部分がロボットの頭脳にあたります。ここでシグナルを発生し、②の部分がオーダーを執行します。

オーダーの執行方法はブローカー(外為取引業者)ごとに違いますので、②の部分は取引するブローカーに応じて変える必要があります。
逆にいえば、②を変えるだけで、①を変更することなく、様々なブローカーに対応が可能ということです。(①が取得する為替データは取引先ブローカーのものとは異なります)


投稿者 kawarobo : 09:16 | コメント (0) | トラックバック

対応ブローカー

対応ブローカーは現在のところ、


  • FXCM
  • RefcoFX
  • FXDD

です。

基本的にはFXCMJapanの仮想マネー取引で賞品を狙うのが目的です。


投稿者 kawarobo : 09:19 | コメント (0) | トラックバック

動作環境

動作環境


  • OS WindowsXP推奨 長時間継続して動作させるので、不安定な9x系は不向きです。
  • ハードウェア それほど高速である必要はありません。WindowsXPが普通に動くなら問題ないと思います。こちらではCel900,メモリ256MB、HDD10GBで動作しています。動作音はできるだけ静かな方がいいですね。
  • ネット環境 ブロードバンド常時接続必須


投稿者 kawarobo : 10:58 | コメント (0) | トラックバック